2014年01月02日

素人の僕がラダー型ケーブルを作り始めたわけB

忙しかった年末年始も落ち着いたので、前の続きを書きたいと思います。
しかし、10日も間が空くと内容忘れちゃいますね・・・書いてるの自分なのに^^;

前回は光ケーブルの音が途切れるというとこまで書きましたけど、悪いことばかりでもないんです。

途切れては聴こえ、聴こえては途切れ、そんな繰り返しでしたけど、その音は今までになく鮮度が高くストレート。
これは自分の求めてた音だと確信しました。
その音はこれぞラダー型ケーブルと言うにふさわしいもので、今までのカーオーディオの常識では考えられないほどの鮮度だったと記憶しています。

だけど、いくら音が良くても音が切れるんじゃどうにもならない。
実際問題として買う人もいないでしょう。普通に聴けるのが前提なのは当たり前ですからね。
そんなラダーの音に可能性を感じた僕は、もし、音を切らさず鳴らせるようになればメーカーをやってみようと思うようになります。

それからの毎日はノイズについての勉強ばかり。
車のノイズはもちろん、ネットでノイズ対策関連を調べる日が続きました。
思い浮かんだ事は全てやり尽くせどノイズは全く治まらず。

いろいろやってる間にも1年近く経ち、諦めかけた僕に友人があるアドバイスを僕にくれました。
そのアドバイスを元にノイズ対策をしてみると今まで切れてた音が全く切れなくなり、且つ、更に明瞭な音が出るようになったのです。
そのアドバイスは僕に更なる恩恵を与えてくれました。
”ノイズを止める仕組みと更なる高音質が得られる仕組みは表裏一体ということ”
すごい収穫でした。あの日の感動は一生忘れることはないでしょう。

従来のカーオーディオシステムでは考えられないほど伸びやかで自然な音は、いつまでも聴いていたいと思ってしまうほどで、その夜はずっと車に籠りきりで、音楽を聴いてたのを覚えています。

デジタルノイズを止める事に成功した後、ラダー型ケーブルの車載化プロジェクトは一気に進んでいきます。
ver.1だったcarrozzeriaXデジタルケーブルも更なる進化を遂げ、その音質に共感してもらい取扱代理店も決まりました。
一人でも多くの人にラダーに触れてもらいたい、そんな一心でケーブルを作っています。
システムの状態によっては仮組可能ですので、ご興味ある方は取扱代理店までお電話下さい。

だらだらと書いてしまいましたが、これにて素人の僕がラダー型ケーブルを作り始めたわけを終わります。
この記事を読んで少しでも気になった方がおられましたら、是非一度ご試聴ください。
もしかしたら新しい世界が広がるかもしれませんよ。
posted by ladder craft7 at 21:19| Comment(0) | ケーブルを作り始めたわけ

2013年12月23日

素人の僕がラダー型ケーブルを作り始めたわけA

まず、こんなつまらない記事を読んでくださってる方々に感謝!

さっそく前回の続きを書こうと思います。
特注ラダーは長さ5mの20段、プラグはアイクマンのバレットプラグのカッパーを使用したタイプの物でした。

ladder-20D.jpg

アイクマンのバレットプラグというのは樹脂で出来たプラグで、私自信はRCAプラグの最高峰と思って今でも周りの物には使っています。
日本での正規輸入はなくなっちゃったので、買う度に探す必要があるのが難点です。

その特注ラダーですが、carrozzeriaXの規格とは異なるので通常は組み込み不可。
RS-D7xとRS-P90x(2010年当時)の間にオーディオテクニカのxデジタルアダプターという光ケーブルを同軸に変換するアダプターを使い特注ラダーを入れる事になります。

デッキを取り外しアダプターを取り付け、トランクのプロセッサーまでケーブル仮組み完了!
新しいシステム組んだりチューニングをやった後って誰でもドキドキしますよね。

いざ音出し!って思いキーを回すと・・・あれ、音が出ない・・・出ない事もないんだけど、音がプツプツと途切れてしまう。
バッテリーが古かったからお店に行ってパナソニックのカオスに交換するも症状変わらず。
carrozzeriaXは使って10年以上でしたけど、あんな体験した事ありません。
出るはずの音が出ないって不思議ですよね。

デジタル信号が外部ノイズの干渉を受け、音が音として出てこない。
パイオニアがcarrozzeriaXに光ケーブルを採用したのがよくわかった瞬間でした。
車内はノイズが多すぎる・・・この一言に尽きると思います。

好きな音楽がノイズのせいで聴けないという日々が続くようになるんですが、同時に自分の中でとある気持ちが芽生えるようになります。

続きはまた後日書こうと思います。
posted by ladder craft7 at 21:31| Comment(0) | ケーブルを作り始めたわけ

2013年12月17日

素人の僕がラダー型ケーブルを作り始めたわけ@

今日は、素人の僕がラダー型ケーブルを作り始めたわけを書いていこうと思います。

一言で言うと、ラダー型ケーブルの可能性に無限の可能性を感じたから。

そんな自分とラダー型ケーブルの出会いは2010年2月。
マルチョウエンジニアリングのHPを発見し、車のシステムに繋げるため無料の試聴用ケーブルをお借りした事から始まります。

車では10年以上パイオニアのcarrozzeriaXを使用しており、当時、車でアジアンカンフージェネレーションをよく聴いてたんですが、音量を上げていくとどうしても耳に音が突き刺さって気持ち良く聴けないんです。
好きな音楽が好きな音量で聴けないという経験はありませんか?

それを試聴用のSP型RCAケーブルに変更すると、今まで耳が痛くて聴けなかった曲が気持ちの良い音量でガンガン聴けるようになったんです。衝撃的でしたね。
ジャンルを問わないのはもちろん、音量を上げてもうるさくなく逆に自然に耳に入ってくるというケーブルには出会った事にはありません。
これこそ自分が求めていた物だと直感しました。

ラダー型ケーブルに感動した僕は、貸していただいたマルチョウエンジニアリングまで電話していろいろお話しを伺ったのを覚えてます。
それ以来ラダー型ケーブルにとても興味を持つようになった僕は、ラダーを自作で始めるようになります。
とても粗末な物で、人前に出すのも恥ずかしい出来ではありましたが、これまで使っていたメーカー製のケーブルとは比較にならないほどストレートで曇りのない音だったと記憶しています。

自作をしてたある日の事。
『ラダー型ケーブルが信号を素のまま伝える事が出来る仕組みを持つケーブルだとしたら、もしcarrozzeriaXのデジタルケーブルにしたらどうなるんだろう』と思うようになります。
今思えばココがラダークラフトセブンの始まりです。

それから間もなくして特注20段ラダーを作製してもらい、carrozzeriaXのデジタル伝送を試みるようになります。
辛い地獄の毎日が待っているとも知らずに。

続きはまた後日にでも!
読んで下さってありがとうございます。

平成26年3月18日 加筆・修正
posted by ladder craft7 at 21:18| Comment(0) | ケーブルを作り始めたわけ