2018年04月03日

オートマチックバイオリン 解説B C Dについて

つい先日咲いたと思ってた弊社の庭の桜ですが、ここ何日か暑いくらいの天気だったせいか散り始めてしまいました。

IMG_6816.JPG


前回からかなり空いてしまい、内容を覚えてない方も多いかもしれませんが、今回は

 B定位がない。
 C自宅に眠ってる楽器を有効に使える。
 Dインテリアとして抜群。

の3点について綴りたいと思います。


まず上記Bの『定位がない。』について

定位がないというのは言い過ぎですが、普通のオーディオほどの定位のシビアはありません。

私見ではありますが、ステレオ再生で楽しむオーディオというのは定位がとてもシビアな気がします。
左右のスピーカーの真ん中で聴かないといけないので、位置はとてもシビア。
これはツイーターの音が一直線に伸びるという特性が関係しており、高性能なスーパーツイーターを付けると更に高音は伸びる半面、リスニングポイントは益々シビアになります。

対してオートマチックバイオリンは『定位がない』というのは言い過ぎにしても、オーディオほどシビアな定位はありません。
もちろん一番聴こえの良い位置は存在します。その位置も一番聴こえが良いだけで、ちょっとずれてもオーディオほどはずれません。
音が360度に広がる為とイメージください。

簡単に比較イメージを作ってみました。

再生イメージ1.bmp

スピーカーと自動演奏装置を併せて再生するとこんな感じと思ってください。
バイオリンには信号をLR入れてます。

再生イメージ2.bmp


この再生方式は特許を取得しています。
特開2011−035851
お暇な方はウルトラパテント等で調べてみてください。


続いて『C自宅に眠ってる楽器を有効に使える。』について。

弊社のお客様に、ご自宅に眠ってる思い出の楽器を使いたいと言われ装置一式を購入された方がおられます。
大学生の時に第一バイオリンをされてたそうで、思い出の楽器をシステムに組み込まれ楽しまれてます。

この様な方はかなり少数派かもしれませんが、かつて日本はバイオリン生産大国だった頃がありました。
その名残りからか、ご自宅や倉庫にご先祖のバイオリンが眠っている方は意外と多いと聞いています。

楽器は飾るだけでも絵になりますが、是非有効にこの装置を有効活用されてみてはいかがでしょうか。
この部分は『Dインテリアとして抜群』の部分と大いに被るのですが、インテリアの一部として楽器を置いてみるのも悪くないと思います。

もし山口に来られる事があれば、是非一度弊社試聴室にお寄りください。
音楽再生の可能性が一気に広がれば幸いです。
posted by ladder craft7 at 22:07| Comment(0) | 日記

2018年03月14日

Sonica DAC電源ケーブル

いきなり販売終了となったSONICA DACですが、弊社ではまだまだバリバリ使っていきます。

昨年発表したtype DSaの端子を加工し、SONICA DAC用電源ケーブルとして使ってみました。


IMG_6753.JPG


IMG_6752.JPG


音が益々クリアになり、ラダー型ケーブルの特性がよく表れてます。
直販はしてないモデルなのでご注意ください。
posted by ladder craft7 at 14:45| Comment(0) | 日記

2018年03月05日

オートマチックバイオリン 解説@とAについて

今回からシステムについてお話ししようと思います。
覚えておられないかもしれませんが、前に書いた

 @独奏は無敵。
 A出る音が倍音なので、スピーカーでは出なかった音のゆらぎが出せる。しかも小音量で。
 B定位がない。
 C自宅に眠ってる楽器を有効に使える。
 Dインテリアとして抜群。

という5つのポイントの中から今回は@とAを解説していこうと思います。
長文になりますがお付き合いください。


『@独奏は無敵』というのはこれはもうこのままです。他に並ぶものがない程に良い音で楽しめます。
バイオリンからバイオリンのみの音源を再生させると、普通にバイオリンの音がする。理屈は通ってると思います。
特に無伴奏は最高です!

生演奏を聴いた後に同じ人の同じ曲を家庭のオーディオで聴いても、スピーカーから出る音に違和感を感じる人は多いのではないでしょうか。
それがこのシステムで聴くとさほど違和感を感じません。音は360度にわたり響きますし、ステレオ的な定位もありません。これはオーディオをされてる方にとっては不思議な感覚だと思います。
それぞれのバイオリンが持つ固有の音色の違いはあれど、音の質が既にバイオリンなのでスピーカーと比べると段違いです。

もしパガニーニ、ハイフェッツ等の今は亡き最高のバイオリニストが所有していた楽器を何かの節に運良く手に入れる事が出来たとしましょう。
さすがにそれは非現実的だとしても、普通のバイオリンと彼らの楽曲とこのシステムさえあれば、時を越え、名演奏家を目の前に甦らせる事が出来るのです。
発明者の桐原氏や私共はこれを”弾き戻す”と呼んでいます。
例えば自宅でハイフェッツの曲を再生した場合、ハイフェッツの生に近い演奏を自宅楽しむ事なんかも可能です。

仮にオーディオに目標あるとしたなら、現場の音をそのまま再現するという事は間違いなく目標の一つと言えるでしょう。
再生装置一つでこれがクリア出来るオートマチックバイオリンは、現段階ではその目標に限りなく近づける出来るシステムの一つと言っても過言ではありません。

録音してすぐに同じ楽器で再生するという事が出来るので、バイオリン教室なんかに導入しても面白そうかなぁと思ってたりします。
他の用途としては、バイオリンのエージングにももってこいです。



続いてAの『出る音が倍音なので、スピーカーでは出なかった音のゆらぎが出せる。しかも小音量で。』についてです。

倍音豊かで聴いてて本当に心地良く、理屈抜きにして聴いてて飽きません。
倍音を説明するには楽器の専門的な知識が必要になってくるので詳しく伝えられないですが、発明者の桐原氏によれば入力された信号のみを再生するスピーカーに対し、バイオリンは再生時に二次的な音を作り出すのが大きな違いだそうです。
その二次的な音が倍音な訳ですが、自然のゆらぎが音になって出てるので聴いてて本当に気持ちいい。これが小音量でも十二分に楽しめます。

簡単に弊社試聴室の再生音域イメージを作ってみました。


再生イメージ.jpg


スピーカーを中心にして、上下の帯域を楽器でカバーしています。
カタログスペック上、更に高性能なスピーカーに変えたとしても聴感上の再生音域は自分の中ではさほど変わらないイメージです。
それぞれクロスしてる訳ではなく、周波数は被ってても違和感はありません。
コンサートでたくさんの楽器が一度に鳴っても違和感ないように、このような構成でも全く違和感ナシです。

弊社システムはコンバス込みのほぼフルシステムですが、初めて導入される方にはスピーカーとバイオリン1台のみをオーディオに組み込んで使うのをオススメしています。
この場合、左右スピーカーの中央にバイオリンを設置して使うのがベストです。
ラダー型ケーブルを入れたシステムだとスピーカーの基音が癖なくハッキリ正確に出てくるので、バイオリンの倍音との相乗効果により、ラダーのクリアな音に倍音の華やかさがプラス全体的され非常にとてもまとまりの良い音になります。

ここでラダーとバイオリン自動演奏装置が初めて噛み合います。
逆に、噛み合わなければここまで一生懸命紹介もしません…。

続いてヴィオラ。人の声のあたりの周波数がふっくらし、とても生に近い音質に変化してきます。
中音をスピーカー、高音をバイオリン担当させるといった方法で、上の図を見ると何となくイメージが伝わるかと思います。


スピーカーと一緒に鳴らした場合、一度オフにしてしまうと何とも音がさみしくなってしまい、もう後には戻れなくなるほどの違いが出てきます。
弊社試聴室に今まで何十人と来られましたが、誰一人としてスピーカーのみの音が良いという人はおられません。
倍音をオフにした状態からオンにすると『うんうん』と皆さん頷かれてたのが印象的でした。

オーディオで音が変わる事によく『激変』という言葉が使われますが、このシステムでの音の変化は激変どころではなく天変地異といったところでしょうか。
本当に天変地異ほどの変化なので、音の良さは認められても、従来の再生方法との音質違いや仕組みを受け入れる事が出来ない人も多数おられるのも事実です。

オーディオで培ってきた再生方法とは全く異なる物ですが、受け入れる事が出来れば音楽ライフがもっグッ!と楽しくなるシステムです。
私の場合は、長年出したかった音が簡単に出せたので拍子抜けしてしまいましたが、その原因が倍音だとわかった時、全てが自分の中で噛み合った気がしました。


弊社試聴室にお越しの際は、事前にメールにてお問い合わせくださいますよう、よろしくお願い致します。
posted by ladder craft7 at 17:59| Comment(0) | 日記